皆さん、こんにちは!
現役アメリカ駐在員、在米陸マイラー、米国株投資家、ブロガーのしろくま(@sherockma)です。
先日の記事の最後にエクセルを作って遊んでみたと書きました。今日はその続きです。
※本日のBGM:JUDY AND MARYのOver Drive
目次
きっかけはドル高
最近、一段と円安ドル高となっております。気づかないうちにもう1ドル114円近くになっておりましてですね。
駐在員的にはドルの価値が高くなっているのは率直に嬉しいですね。
1ドル100円の時だったら1万ドル=100万円
1ドル114円なら1万ドル=114万円
ですからね。その差14万円!もちろん実際にドルから円に変えたら色々な手数料とかありますから、そっくりそのままとは成りませんが。
それにしても凄いな。
駐在する前はそこまでリアルな感じで為替のことって感じませんでしたが、いざ実際自分の資産がドルだったりすると、本当にリアルな感じがします。感じというか、まさにリアル。自分のお金の価値が変わるわけですからね。
ちなみに駐在中(2019年)に円資産をドルに変えましたが、その時は106円ぐらいでした。その時はもっと円高の時にドル転したかったなーと思っていましたが、今から振り返るとドル転しておいて良かったのかなとも思います。結果論ですけどね。
その時の記事はこちら。
そんなこともありつつ、駐在中に米国株にドルで投資を続けておりまして。●年後に1ドル●円だったら、その時株売ったら何円になるんだろ?と思ったわけです。
為替のことを抜きにしたら、いろんなサイトでシミュレーションできるんですけどね。例えばこちらの野村証券のサイト。
マネーシミュレーター みらい電卓
例えば100万円を年利5%で10年運用したとしたら。。。
運用結果は162.9万円になります。
ただ、ちょろっとGoogle先生に聞いてみたけど、これに為替も考慮したものってなかったんですよね。じゃあ作ってみようかなという気持ちでエクセルを作ってみました。
前提条件
シンプルにするために追加入金はなしの前提にしてます。
エクセル上はその為替と年利がずっと続く前提でやってますけど、実際にはそんなことは絶対にありませんね。
同じ年利と為替が続くなんてことはあり得ません。キリッ
あと売った時に掛かる税金についても含んでおりません。
だから妄想なんです。遊びです。
ただ、ざっくりとしたイメージを掴むには良いかなと。「あー為替がこうだと、こうなるんだな」みたいな。
使い方
年齢
一番左には年齢を入れてみます。そうすると何年後に「自分が何歳?」かが分かるのでとってもイメージがつきやすいです。
私は気持ちは今年30歳なので、黄色いセルに30と入力しています。
何年後?と言うのももちろん必要な情報ではありますが、そこに自分の年齢が見えるようになると一気にイメージが膨らむんですよねぇ。
とりあえず10年間で見て行きましょう。
ドルを入力→いくら?(¥)
例えばで、じゃあ1万ドル今あるとします。黄色の部分に「10000」と入力します。
そうすると、5円刻みの為替ごとの円資産が出てきますね。
1万ドルは1ドル100円なら100万円で、1ドル120円なら120万円な訳です!(当たり前田のクラツカー)
いやー為替って本当に凄いものですね。
年利入力→何年後にいくら?(¥)
では次に年利を入れてみましょう。キリよく5%にでもしてみましょうか。
黄色のセルに「5」と入力します。
はい、きましたー。
毎年為替が1ドル100円で毎年年利5%が10年続いたとしたら、何もしなくても(追加入金なし)1万ドルは100万円から162.9万円になりまぁす!上記の野村証券、みらい電卓で弾いたのと同じ数字ですね。
んで、これが1ドル110円だと(10年続くとして)10年後には179万円、1ドル120円だと195万円になるんですねー。
年利5%が10年続くと仮定して、ですけどね。
妄想シミュレーション
年利に関して。
ナスダック100指数に連動するQQQの年率トータルリターンを見てみるとこんな感じで10年平均の年利、20%ぐらい。
この後もずっとこんな感じで続くとは誰も言えませんが、1つの基準として、5%スタート、10%、20%まで行ってみましょう。
出典:モーニングスター
3万ドル、年利 5%
今年中に頑張って3万ドル貯めたとしましょう。んで、年利5%が続いたとすると。
何もしなくても10年後に500万円前後。(為替により488万円〜586万円)
素敵やん。
3万ドル、年利10%
はい、次、年利10%。
何もしなくても10年後に800-900万円。(為替により778万円〜933万円)
めっちゃ素敵やん。
3万ドル、年利20%
QQQレベルの年利20%なら。。。
何もしなくても10年後に1,500-1,800万円。(為替により1,548万円〜1,858万円)
めちゃめちゃ素敵やん。
3万ドル、年利60%
さあ、ここで伝家の宝刀TQQQもいってみますか。
夢見よ、年利60%!(驚異&脅威)
出典:ZUU
何もしなくても10年後に3,000万円前後。(為替により3,298万円〜3,958万円)
うん。まあこれはちょっと。。10年連続年利60%はちょっと無いかな。
5年だとすると。。。
それでも 3,145〜3,774万円。夢あるね。
3万ドルがこんなにも化けたら言うことなしですわ。
まあレバレッジだから逆方向に動いたら木っ端微塵ですけどね。
6万ドル、年利5%
じゃあ今度は思い切って、元手を6万ドルにして妄想してみましょう!
ちなみにしろくまは3レバETFにおよそ4万ドルBetしてます。6万ドルまでの道のりは遠くそして長い。。。(21年10月末時点)
※3レバETF:TQQQとFNGU(Firstrade)
はい、んではまずは年利5%で。
何もしなくても6万ドルは10年後に977〜1,172万円。
3万ドルの時と比べると10年後の景色が大きく違ってきますね。ほぼ倍であります。複利の力ですね。
参考)
3万ドル、年利5%=10年後に500万円前後。(為替により488万円〜586万円)
6万ドル、年利10%
次は10%で。
何もしなくても6万ドルは10年後に1,556〜1,867万円。
ヤヴァス。
6万ドル、年利20%
はい、次。
QQQに6万ドルぶっ込んでQQQが10年間、毎年20%成長し続けたら。。。
何もしなくても6万ドルは10年後に3,715〜4,458万円。
ヤヴァス。
いや、エロス。
ここまで来ると、為替による差も凄いことになってますね。
6万ドル、年利60%
一応、TQQQの超都合良いバージョンもやっておきますか。
何もしなくても6万ドルは10年後に6.59億円〜7.91億円。(本日2回目の驚異&脅威)
10年以内だと暴落来そうなんで、5年で見ると。
それでも6,200万円〜7,549万円。えぐい。
ちなみに1億円に到達するまでの年数という観点で見ると、1ドル100円だと6年、1ドル120円なら5年ちょっと。
6万ドルが1億円?
エグすぎ。
先のことは誰にも分からない
以上、世界一都合の良い妄想に基づいたシミュレーションでした。
逆も然りなので、下方向=真逆に真っ逆さまも大いにあり得るということは常に考えておかねばなりません。
まあ、夢見ることもたまには良いかなと。
妄想ですね。
妄想であって、予想ではない、という事です。
まとめ
私自身、TQQQにかなり突っ込んでいますが、TQQQに10年は長過ぎかなと思っています。
なんとなくの感覚ですが、5年から7年かなと思っています。
暴落サインと言われる逆イールド発生出たらおそらく売ります。
いつまでも駐在でドルを享受できる訳でも無いので、短期集中ですかね。今のうちに極力節制してドルをせっせと投資に回したいと思う今日この頃。
そして売らずに放置!
10年後、どうなっているか。爆損してドルが消えてなくなっているか、はたまた大爆発しているか。
神のみぞ知る。
これって投資じゃなくて投機ですね、すみません。。
今日の主旨としては、
・時間と共に複利がどんどん効いてくる
っていうことと、
・元手は大きい方が良い。後々大きな差になって現れてくる
ということでした。
ちなみに、このエクセルは関数を入れているだけなので、難しいものではありませんが、もし万が一欲しいという方がいらっしゃったらコメント、もしくはTwitterでDMください!
それでは明日から11月に入りますが、相場はどうなる!?注目です。
ではまた次の記事でお会いしましょう!ごきげんよう、さようならーーー!!!!