レバレッジETF 米国株投資

【必見】現役アメリカ駐在員がお届けする『米国株式投資』始め方完全ガイド〜アメリカで米国株投資を開始し日本帰国後も継続【一部始終を晒す】

皆さん、ご無沙汰しております。在米陸マイラー・兼業投資家のしろくま@sherockma)です。お元気ですか?早くも2月も終わりですね。

世間ではコロナウィルスで大変なことになっております。そしてその影響をもろに受け相場も大荒れでございます。

今日はそんな相場に関係した米国株式投資関連の記事です。今日から数回に渡ってシリーズものとしてお届けします!

その名も「現役アメリカ駐在員がお届けする『米国株式投資』始め方完全ガイド」今日から複数回に渡ってお伝えしますので是非お付き合いください!

2年近くに渡り試行錯誤を繰り返して今に至る、その一部始終を晒していきます!その悪戦苦闘のプロセスは、あたかもクレジットカードと同じ様相を呈しております。苦笑

それではどうぞ!なお、くれぐれも投資は自己責任でお願いします!

 

投資状況(追記)

記録的に投資状況の記事を毎月末に投稿しています。(たまにサボるスタイル)

 

21年4月末

 

21年5月末

 

21年6月末

 

21年7月末

 

21年10月末

 

21年12月(10万ドル到達)

 

※22年3月に5万ドルまで下落!!3倍レバレッジ怖い!!

 

後に出てくる証券口座ですが、2021年12月時点ではFirstradeのみを使用しております。

 

使用証券口座

Firstrade

サクソバンクでTQQQが買えなくなった今、Firstradeの価値が相対的に上昇!?

 

 

 

日本証券口座強制終了

アメリカに駐在する前(日本にいた時)、日本で某証券口座を保持、運用しておりました。運用成績はぼちぼちと言ったところでしょうか。

ところがアメリカ駐在を言い渡された後に調べると、運用成績うんぬん以前にそもそもアメリカ駐在前に日本の証券口座を閉じなければならないとのこと!

最初聞いた時には「そんなことあるかいな!?」と疑ってかかりましたが、色々調べた結果、本当にそうだということで、結局駐在1ヶ月前に閉じました。納得していませんが従うしかありません。

某証券会社の公式サイトQ&Aにもしっかりと書かれております。

社会人数年目から細々と続けていた投資活動をストップせざるを得ないのか!?「果て果てこれはどうしたものか。。」と思いながら渡米した訳です。

ちなみに日本にいた頃、大したマイルールもなく、ふらふらと投資をしておりました。

最初はインデックス投資信託で入り毎月積立投資を続けておりましたがその退屈さに絶えきれず、個別株に手を出したり指数連動型ETFに手を出してみたり。

ドルで投資したい理由

いざ渡米しアメリカ生活が始まりました。最初の3ヶ月ほどは仕事・生活面で苦労が絶えず投資どころではなかったのですが、半年ほど経った頃からアメリカで投資を始めたいと思うようになりました。

そう思った理由は何だったでしょうか。いくつかありますが見ていきましょう。

ちなみにちょうどクレジットカードの申請を始めたのも渡米半年後でした。半年というのは、心理的にも環境的にもいろんな面で慣れて来て、他の事にも目が向けられるようになってくる時期なのかもしれません。

 

世界の基軸通貨で通貨分散

まずはこれです。この先20年、30年の長きに渡り円だけの資産運用で果たして良いのだろうか?漠然とした不安は前からありました。

出来れば円だけでなく他国通貨を保持していた方がリスク分散になり良いのだろうなと。

じゃあ一体他国通貨をどうするか?

そうなるとやっぱり「世界の基軸通貨のドルだろう!」と思った訳です。それに加えアメリカで働いている間はドルで給与をもらえる。せっかくなので日本に帰国した後もドルはキープ/運用継続したいと考えています。運用継続と言っても基本放置しつつも配当金チャリンチャリンのマネーマシーン、もしくは配当再投資で株数を雪だるま式に増やす株増殖マシーンを作り上げるイメージです(詳細後述)

 

※21年はドル高傾向が続きました。

 

連続増配

また、アメリカには多くの連続増配企業が存在してそれらの企業は安定的に毎年株主に配当金を出しています。日本にいた頃、配当金についてちゃんと考えたことはありませんでしたし、そもそも「米国株に投資する」という選択肢を持っていませんでした。

ところが調べていくにつれて「不労所得?なんか素敵やん」と思った私は高配当株(もしくは高配当ETF)に俄然興味が出てきました。

DRIP(配当再投資)

これは米国市場というより、アメリカ証券会社が提供してくれている仕組みの話です。日本のほとんどの証券会社が未だ実現出来ていない「配当金自動再投資」=「DRIP」です。

 

面倒くさがりの私にとっては魅力的でした。要は設定さえしておけば、放っておいても勝手に配当金を再投資してくれるのです。そうすることで配当金を浪費してしまうことなく「株数を増やす」ことに繋げることができます。配当金が出るたびにマメにそのお金で新たに株の買付をマニュアルで続ける自信は私にはありません。。。なのでその点もとっても魅力的です。

 

いつもTweetでDRIPの報告をする度に多くのいいねを頂くことからも、日本でのDRIP導入要望が高いことが伺えます。

 


その辺り、配当金関連の詳細については別記事で書こうと思っています。

 

DRIPについての記事書きました

 

米国市場全体の伸び

何と言ってもアメリカ株式市場は歴史的にずっと右肩上がりで推移してきたという厳然たる歴史があります。その事実を目の当たりにすると、アメリカ市場に投資していたらこの先もきっと間違いないのだろうという気持ちになってきます。もっとも、実際にこの先も永久的に右肩上がりで伸び続けるかどうかなんて誰にも分かりませんが。。

でも少なくともリーマン・ショックの下げを経験しつつも、時間をかけてそれを乗り越えてきた訳ですから、その点は注目に値します。かたや日本はそうはなっていません。。

1株から買える

何気に嬉しいのがこれ。日本だと欲しい企業の株があっても100株単位でし買えず、ウン十万無いと買えなかったりする訳ですが、アメリカは1株から買えるので嬉しいですね。

ミーハーな私にとってはGAFA(最近ではMAGA)と言った有名企業に1株から投資出来るのは大きな喜びです。「Apple?あー俺株主だよ」なんて言ってみたい。笑

 

 

目標

ぼんやりとしたイメージはこうです。駐在中と日本帰国後に分けて考えてみます。

駐在中

大前提として毎月ドルで給与が入ってきます。その一部分を投資に充てることが出来ます(実際には出来ていない!汗 詳細後述)

 

・米国株に投資して長期安定的に配当金を受領(インカムゲイン)

・配当金自動再投資(DRIP)

・右肩上がりの流れに乗って上昇気流の恩恵(値上がり益)を受ける(キャピタルゲイン)

 

インカムとキャピタルの両方いいとこ取りですね。

投資方針なんで100人居たら100通りあって良いと思います。私の場合、駐在中は2つとも追っかけたいなと言うことです。

ただ大前提として「生活に支障の出ない範囲で投資する」と言うことだけは徹底しています。

これは日本に居た頃からですが、極端に言えば「投資したそのお金は無くなったものとする、それでも生活は続けられるレベルで投資する」と言うことです。

また売買についてですが、私は日本で一時期「買って売って」を繰り返していました。ですが、これやると日々の相場の動きが気になって本業である仕事に悪影響が出てしまうんですよね。なのでやめる事にしました。長期投資派に乗り換え済みです。

 

帰国後

当たり前ですが日本に戻ったら給与は日本円になる訳で、そうすると普通はそこからドルは増えません。しかし、しかしです。もし配当金があればどうでしょう?

定期的に「何もしなくても」配当金が振り込まれます(ゼロ配当にならない限り)。しかもドルで!アメリカで働かなくなったらドルなんかもらえませんよ、普通。でもアメリカの証券口座で株式をキープしていたら違います!配当金が勝手に「ドルで」降ってきます!

リアルガチで「金の雨が降るぞーーー!」(オカダカズチカ風←分かる人は一緒にお酒飲める人。笑)

年間1,200ドルの配当金受領、要は毎月放っておいても自動的に100ドル(約1万円)降ってくることを目標にしています。

在米陸マイラーのしろくま的には価値あるクレジットカードは日本に帰ってからもキープしたいと考えています。その年会費をナント配当金から頂いてしまおうと考えています。具体的にはHiltonAspire。Hiltonのダイヤモンド会員でい続けられるし、Hiltonクレジットが毎年付与されるし、エアラインクレジットも付与されます。そのためには毎年「年会費450ドル」の捻出が必要です。その対策の一案が配当金。配当金でクレカ年会費を支払うことが出来たら。。。メチャメチャ素敵やん?

投資金3万ドル・配当利回り4%なら年間配当1,200ドル(税引き前)、配当利回り5%で1,500ドル(税引き前)ですね。

3万ドルにしっかり働いてもらう、お金がお金を生む、お金に汗かいて働いてもらって配当金を運んで来てもらう、そんなイメージです。

注意としては税金の問題。ここは確実にクリアせねばなりませんが日本でお世話になっていた税理士に相談予定です。今んとこ、まだ勉強出来てません。

 

2021年1月に配当金皮算用してみた記事

 

投資資金が無い!

種銭はどこから?

困ったのは投資資金の種銭。色々調べてインプットが増え知識が増えて来たのは良いのですが、肝心の投資資金が無い訳です。

なぜかと言われるとそれはまぁ、、、色々無駄使いが多いからでしょう!と言うのは半分冗談で、赴任当初は何かにつけてお金が飛んでいきます。旅行にも行き始めますしね。マイルやホテルポイントで旅行費用を安くあげてはいるけれど完全無料では無いですからね。

あとは外食もよくします。外食は妻の負担軽減のための必要経緯とも思っていて無駄使いではないです!(キリッ)

駐在すれば家が建つと言われたのはとうの昔。今や駐在員と言えども決して贅沢できるほどの給与を受け取ることはありません(少なくとも私は)。ましてや昔みたいに2倍の給与がもらえるなんてことは今の時代ありえない訳です(円とドルそれぞれで1ヶ月分の給与が同時にもらえる、要は毎月2倍の給与を手にする人が居たと聞いたことがあります。都市伝説!?)

 

日本の居る円資産に働いてもらう?

じゃあどうするか?

日本に円があるじゃないか!それをドルに買えるしかない!!

はい、ドル転であります。日本の銀行口座に眠っている円資産を叩き起こし、円からドルに姿を変え、そして海を渡ってアメリカまで来てもらう訳です。

 

ドル転の方法

これまた別記事を立てる予定ですが、苦労しました。ハイ。

銀行

まず日本の銀行口座からアメリカの銀行口座に送金するための設定が必要。日本で手続きが必要だったので親に頼むしかないけれど書類や何やが明らかに面倒。

そして手数料が高い。為替に隠れ手数料を乗っけてくる。

もう萎えた訳ですよ。

TransferWise(トランスファーワイズ)

そこで調べて候補に挙がったのがTransferWise。

円ドル、ドル円それぞれの希望者をマッチングさせる、ユーザーにとっては国内送金。考えた人、天才。と思ったら創始者、やっぱりすごい人でした。笑

 

本人確認

でもここでまた問題が!本人確認です。

エビデンスとして本人確認書類をネットで送ってその後TransferWiseから送られてくる書類を受け取らないと送金が許可されないのです。免許証に日本の自宅の記載があるものの、そこに書類が送られても転送不要で届くので、郵便物は転送手続きしている関係でTransferWiseに戻ってしまうのです。そして結局本人確認出来ずに諦めていました。

と言う内容をTwitterで呟いたら優しい方が一手教えてくれました。(詳しくは別記事で)

結果だけ書いておくと、昨年310万円をドル転しました。2.83万ドルです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

370万円をTransferWiseでドル転したお話

 

 

どこの証券口座を開設するか

これまた別記事立てますが、今日は結論だけ。下記の3つ(!)の証券口座を開設しました。

 

※2021年、Chase口座は閉じてFirstradeに統合しました。

 

Chase You Invest

2018年から開始されたChaseのサービス。一番の問題は日本帰国後に口座自体がキープ出来ないこと。一方メリットはChaseの銀行口座を開設していて証券口座との行き来が楽。

今メインで使用中。運用額1万ドルで開始。

 

Firstrade(ファーストレード)

取引手数料無料を最初に打ち出して業界の手数料無料の動きを牽引しました。日本帰国後にもキープできる点がGood。

メインにしようと思い1.4万ドルの小切手を送ったつもりが1,400ドルの小切手でチーン。

 

Firstrade新規開設 お申し込み

 

関連記事

 

Charles Schwab(チャールズ・シュワブ)

どうにも銀行口座との紐付けがうまくいかないまま入金ゼロ。こちらも日本帰国後にキープできるのでその点Good。

 

いざ開始!

結局Chase You Investがメイン、次点Firstradeで昨年より運用開始しました。Chaseのアプリは使いやすく気に入っています。

一方Firstradeは使い慣れていないこともありますが個人的にアプリが使いづらい印象。メインはFirstradeに据えようとしてはいますが。

ただFirstradeは他の証券口座からの株の移管時に手数料を負担してくれるサービスがあるので、アメリカにいるうちはChaseで取引を進めておいて帰国前にFirstradeにまとめて移管、Chaseは閉じて、日本でFirstrade継続しようかななんて思っています。

 

開始後の推移

※21年に個別株は全て売却、TQQQに振り直しました。

Chase

下記銘柄を保有しています。

アルトリア(MO)・・・高配当個別株

VOO・・・ETF(S&P500連動型)

VISA(V)・・・個別株(値上がり期待のグロース株)

BND・・・ETF(債券)

 

Firstrade

SPYD・・・ETF(高配当)

 

ごちゃ混ぜだね!欲張り!?でもこれが私の生きる道(分かった人は同世代。笑)

 

 

コロナショック

一時期1,000ドルを超える含み益がありましたが(+10%)、先週のコロナショックであっという間に含み損に転落です。ただいずれまた回復するだろうと信じ、ホールドです。

MOアルトリアは減配したら即売りですが。

リーマン・ショックの時でさえ増配、と言うのは力強いですが、今回の暴落がリーマン・ショックと比べてどうなのかなんて誰にも分かりません。

リーマンの時に増配できた企業ですら今回は増配出来ない可能性だって十分あり得ますからね。

過去の歴史を過信し過ぎないよう要注意です。

 

今後の展望・帰国後問題

今後の買い

買いのタイミングが難しいと言うのが一番です。「暴落時はバーゲンセール」なんて言葉も聞きますが、如何せんタイミングが難しいです。

落ち続けるナイフを素手で掴めるかと言うと私は掴めません。苦笑

「あーここが底だったんだな」と後から言うのは誰でも出来ますが、これから一体どこで底を打つかなど誰にも分かりません。

来週からグングン上がっていくかもしれませんせし、まだまだ下がり続けるかもしれません。

入金力があってこれから先もガンガン買える人は良いですがなかなかそうも行きませんからね。

いずれにしても私は気絶超長期法で考えてますのでそのうち何年後にはまだ上がるだろうと考えて売りません!

 

※追記(2021年)

高配当株を買ったり、インデックスETFを買ったり、3倍レバレッジETFを買ったり。。。

 

21年に入ってからはおもむろにナスダック指数連動のレバレッジETF(TQQQ)やFANGのレバレッジETF(FNGU)を買い増しています。

 

ちなみにTQQQは日本のSBI証券、楽天証券、マネックス証券では買えません。私はFirstradeでTQQQを買ってます。

 

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個別株恐い!もうETFで!

 

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21年総点検

 

日本帰国後

※22年3月に日本へ本帰国することが決まりました

 

こちらもこれだけで記事が書けてしまう大きなトピックス。

端的に書くと「Firstradeでドル資産運用継続・配当金受領」

アメリカにいるうちはDRIP配当再投資で「株数」をMAX増やせるだけ増やして、日本に戻ってからは基本DRIP継続、一部の配当金受領(クレカ年会費分)にしようかなーなんて思い描いています。

 

 

まとめ

書いてるうちに長くなって9,000文字を超えてしまいました。汗 もしかしたら過去記事で一番のロング記事になってしまったかもしれません。笑

如何せん2年ほどの体験談をまとめていますのでご容赦ください。ここまで読んでいただいた方、大感謝!

ブログの方向性も、今ままでの旅行系(クレカ、マイル、ホテルポイント)「投資」と言うお金関連軸も加え、2軸構成でやっていこうかな、なんて考えてます。

次回以降は今回触れた内容の詳細をお届け出来たらなと考えています。

と言うことで今日はこの辺で!3月になり年度末で皆さん忙しい月になると思いますが、健康第一で充実した年度末を迎えましょう!

それではまた!

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